バタバタな転勤族妻 ①引越準備うまくやるコツ

転勤族

春が近づいてくると、旦那さんの異動辞令にそわそわする転勤族妻の方も多いんじゃないでしょうか?

我が家は転勤族です。

自分自身の転勤と夫の転勤含めて、過去13年で6回の引越を経験してきました。

夫の会社は、異動発表から6週間以内に引越を完了しなければならないので、

悩む暇も別れを悲しむ暇もなく、ただ目の前の荷物を段ボールに詰め込む毎日・・・

いつもバタバタです。

しかも何が大変(不満?)かって、毎回夫1人だけ、辞令が出て2週間後には新天地に赴任してしまうので、引越までの1か月、すべて私1人で引越の準備・手続きをしてきました。

子どもたちが戦力になる年齢まで大きくなっていたら、負担も変わっていたかもしれませんが・・・

転勤による引越は、楽しいものではないし、何回やっても慣れませんが、異動辞令が出たその日から約1か月で、1人で引越を完了させる要領は身に付きました。

引越準備をうまくやるコツをお伝えします。

異動辞令が出たらすぐにリサーチ

引越の候補日を2,3日決める

候補日が1日だと、物件によっては入居が難しい場合があるので、いくつか候補日を出して柔軟性を持たせたほうが良いです。

住むエリアのリサーチ

見知らぬ土地の各駅が、商業地?住宅街?オフィス街?なのか、どんなエリアなのかよく調べるようにしました。

理由は、子育てしやすいエリアに住みたかったから。

小児科はあるのか?公園や西松屋、図書館はあるのか?など調べていました。

(独身のころは、とにかくオフィスに歩いて通勤できる物件しか見てませんでした。こだわり無しでした)

が、しかし、一つネックが・・・

夫の通勤時間に対するこだわりが強い!

「通勤時間30分以内

かつ、

乗車時間は15分以内

かつ、

乗り換えなし。」

これだけで、かなり物件が限られるんですよね・・・

おまけにオフィスのある都心部に近づくので、自然と家賃も上がります・・・

私は、この狭い条件の中で、最低限!徒歩圏内にスーパー・公園・小児科があるところを選んで住んできました。

住みたいエリアが決まったら

物件探し

住みたいなと思う駅・エリアが決まったら、エリア内の物件をすぐにピックアップして、不動産屋さんに内覧申し込みを入れます。

最低限、自分が譲れない条件を3つほど決めて(優先順位も)、物件をピックアップすることをおすすめします!

ちなみに私は、

①駅から徒歩10分以内

②3LDK

③築年数20年以内くらい

です^^

正直、キッチンの広さなどこだわりたい気持ちもあるんですが、そこをこだわると物件がない!

妥協も大事だと学びました。

内覧・新居決定・契約締結

私はいつも、辞令が出てから10日以内に内覧して物件を決めてしまいます。

引越先が遠方の場合は、何度も行くことが難しいので、1日、2日で決めてしまわなければならないこともあります。

不動産屋さんとよく事前打ち合わせをして、内覧したい物件をなるべく多く回れるよう、スケジュールを組んでください。

物件が決まったら、引越日を大体決めます。ここで確定する必要はないですが、「ほぼここで!」という日程を不動産屋さんに伝えます。あとで、引っ越し業者との日程相談でオッケーが出てから確定します。

※リロケーションなど法人での契約の場合は、決められた条件があるので、よく会社や不動産屋さんに確認してください。

引っ越し業者選び

物件と大体の引越予定日が決まれば、次は引っ越し業者選び。

何社か見積りを取ってよく比較することをおすすめします。

以前、ネットでいっきに7社くらい見積り依頼したら、電話とメールが鳴りやまなくて、どこの引っ越し業者だったか分からなくてプチパニックを起こしたので、3~4社程度をおすすめします!

退去日が決まったら

退去手続き・管理会社に連絡

退去日が決まれば、今住んでいる家の管理会社に退去の連絡をして、退去立ち合いの時間を決めたりします。

学校・幼稚園・保育園の転校転園手続き

小学校は転居先の校区で自動的に決まるのでラクですが、幼稚園・保育園は大変なので、引っ越す前から調査しておきましょう。

私も引っ越す前から、保育園に片っ端から電話をして空き状況を聞いたり、見学予約をしました。

引っ越し後、少し落ち着いたころに見学に行けるように、少しスケジュールに余裕を持たせることをおすすめします。

引っ越し直後は本当にバタバタするので!!

粗大ごみの予約

処分する家具がある場合は早めに粗大ごみの予約をしておきます。

引越シーズン・年末は粗大ごみの予約が軽く1か月後以降になるので、要注意!!

段ボールが届く

引っ越し業者にもよりますが、見積り時に荷物の量を見て、その量に合った数の段ボールとガムテープを2~3週間前くらいには届けに来てくれます。

引っ越すまで使わない物は、ささっと入れてしまいます。

電気・水道・ガス・インターネット・新聞・郵便転送手続き

ほぼネットですべて完了します。電話でも手続きできます。

ガス開栓は立ち合いが必要なので、あとでガス会社から連絡が来て、立ち合いの日を決めることになります。

引越まで2週間になったら

区役所・市役所で手続き

転出届を提出します。持ち物は自治体のHPでご確認を。

(子どもがいる場合、転校・児童手当の手続きも)

(該当する場合、後期高齢者医療保険・介護保険の被保険者証の返却と再発行も)

荷造り

荷物の量にもよりますが、引越日まで2週間になったら余裕を持って荷造りを開始します。

私は前回の引越の際、1人で81箱を詰めるのに2週間かかりました。

「もう使わない」と思って詰めても、数日後に「やっぱり使う!あれどこ行ったーーー?」って探しまくるの、あれ大っ嫌いです。

旧居・新居挨拶回りの手土産準備

1000円以下のもので、いつも洗剤か無地のタオルを選んでいます。

旧居挨拶回り

引越日前日か2日前には、当日引越で通路や騒音などご迷惑をお掛けする旨とお世話になったご挨拶を。

荷造りラストスパート

前日は寝る前まで荷造りです。

お風呂に入って子どもたちが寝たら、お風呂用品を詰めたり、洗濯物を詰めていきます。

引越前夜は、スーパーのお惣菜やテイクアウトや外食で済ませたり、紙皿・紙コップで洗い物を出さずにラクをするのがおすすめです!

ごみが出るのが気になる方は、外食がおすすめ。

引越当日

貴重品の管理はしっかりと!

あとは引っ越し業者さんにお任せして、家具や段ボールがどんどん出ていくと同時に、雑巾で床拭きしたり、掃除機をかけて綺麗にしていきます。

引っ越し業者さんに言えば、最後まで掃除機は置いといてくれます。

荷物搬出が終わったら、最後に管理会社の立ち合いをして、さようならお家。

さいごに

急ぎのファミリー引越をスムーズに進めるコツは、

早めに物件を決めることです。

焦ってやみくもに決めるのではなく、よく調査して、限られた時間・限られた物件の中で、時には妥協して、ベストな物件を見つけましょう。

余談ですが・・・

独身の頃。

転勤になって物件探しをしていた時のこと。

築年数が浅く綺麗で、駅近で、いい物件がありました。

私が、ほぼそこで決めようと思っていた時。

一緒に内覧回ってくれた友人が、そのマンションのエントランス付近の掲示板をじーっと読んでいて、私にひとこと。

「ここ、やめとき」

友人に引っ張られて、掲示板の一枚の貼り紙を読むと、こう書かれていました。

【頻繁にエントランスに、尿と思われる液体がかけられています。やめてください。見つけ次第通報します。管理人】

きもちわるっ!

あの時、一緒に回ってくれた友人に感謝です。

ぜひ、物件回る際は、マンションの掲示板やエレベーター内の貼り紙を読んでみてくださいね。

そのマンションで起こっているトラブルなどが分かります。

皆さんの引越のご参考になれば幸いです。

いい物件が見つかりますように。


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